失敗しない家づくり:第二話
家を買ってはいけません!!
「えっ!?家って人生最大の買い物じゃないの?」と思った方、まずはこの章を読んでください。
突然ですが、戦後からこれまでに日本で建てられた家の平均寿命をご存知ですか?
今、日本の家の平均寿命は約25年なんです。何十年ものローンを組んで必死で建てた家が、わずか25年で壊されてしまうのです。信じられますか?
ちなみにアメリカは平均して約75年、ヨーロッパは約100年が住宅の寿命です。日本の家に限って異常に短いと思いませんか?
なぜ、こんなに日本の家は平均寿命が短いのでしょうか?
海外の家に比べて性能が劣るのでしょうか?
いえいえ、性能に遜色のない家はたくさんあります。にもかかわらず、日本の家はわずか25年足らずで壊されてしまうのです。
私は、家が買う「商品」になってしまったことが、日本の家が25年で建て替えられる一番の原因と考えています。
家が車や冷蔵庫と同じように、「新品時しか価値のないもの」と考えられているから、
家=買う「商品」=物→買った瞬間から家が陳腐化=家に愛情がない→世代交代、家族構成変化→家の建て替え。という構図ができてしまったのだと思います。
また、私が実際に関わったケースですが、Aさんのお宅は某ハウスメーカーで新築後、15年が経っていました。
Aさんの奥さん(おばあちゃん)と同居をすることになりました。
おばあちゃんを受け入れるため、Aさんは一階に和室を一部屋増築しようと考えました。
敷地の関係で増築できる場所は一ヶ所しかありません。
しかし耐力壁(構造壁)の関係でその場所に部屋を継ぎ足す事ができなかったのです。
Aさんは泣く泣く新築後わずか15年での建て替えを選択しなければなりませんでした。
木造住宅であれば、耐力壁を移動したり、補強したりすれば簡単に増築できたのに本当に残念です。
話はもとに戻りますが、家を買わずにどうすれば良いのでしょうか?
答え、家は「創る」のです。
もっと言えば、家創りは家族創りなのです。
家と家族に愛情をそそぎ、末永く一緒に暮らしていくために、絶対に家を「物」として買ってはイケマセン!!
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